京都 清水焼 京焼 陶芸 陶楽ギャラリー (陶芸作品集)

陶楽窯の特徴

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土にこだわり

土は生き物なので、いつも同じではなく微妙に違ってきます。

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 一箇所で採れた土を使うのではなく、
信楽などの土を陶楽の「経験」と「勘」
で絶妙なバランスでブレンドします。
毎回、温度や湿度など季節による粘
度などの変化や同じ産地でも地層の
違いで変わる地質にあわせた微妙な
調整に注力し、捏ねあげることが、
器の品質を左右する大切なこだわり
です。

焼きにこだわり

微妙な温度の変化や時間で焼成は決まります。

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少しの焼き時間、温度の誤差で出来 上がりを大きく左右しますので窯焼き 中は目が離せません。
また一度に多く焼くと色相などが変化 するので一度に焼く数量が限られま す。
大量生産でなくでなく、ひとつひとつ丁寧に創る器へのこだわりです。

細工にこだわり

よい素地ができても印花次第で仕上がりのクオリティが変わります。

三島手は細かな印花をひとつひとつ押印する事で豊かな表情を持つ「もてなしの器」です。非常に繊細な文様を心を込めて創り上げていく作業は根気と経験が支えるこだわりの技術です。 
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   印花

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様式にこだわり

「遊び」や「粋」を感じていただけるうつわ創りを提案します。

kodawari_p5.png 和でも洋でも、どんな料理にもマッチし、盛る素材や味わう料理を引き立てることが器の使命です。しかしそれだけでなく、陶楽はもっと暮らしを愉しんでいただける「新しい生活スタイル」を提案するうつわ創りにも取り組んでおります。


「陶楽のうつわに出逢えてよかった」と喜んでいただけるうつわ創りに、これからも励んでまいりたいと思います。


京三島とは

陶楽が築き上げた「京三島」

京焼の中に息づく「三島手」 

安土桃山時代に千利休によって茶の湯が京都で完成されて以来、茶人に
よって地方の陶工が呼び寄せられ、江戸時代に京の文化と融合して花開
いたのが「京焼」です。
京都では昔から陶土が多く採れた所ではなく、信楽などから運ばれた土を
使ってきました。
陶土があるから自然発生的に窯元ができた所ではありません。
それゆえ呼び寄せられた陶工達の出身地の焼物技法や大陸から渡来した
焼物もあり、「三島手」もその中のひとつです。

茶人に珍重された「三島手」 

「三島手」のルーツは、15世紀朝鮮李朝時代に宮廷で愛用された「礼賓手」
と呼ばれた焼物で、印花(判子)で文様をつけ、白化粧後、刷き落として文様
を浮かび上がらせるのが特徴です。
日本には16世紀に渡来して、茶人の間で珍重されていました。
当時の茶人の間では、静岡県三島市の三島大社の発行している暦の字配
りが焼物の文様に似ていることから、「暦手(こよみて)」と呼ばれるようにな
りました。
その後通称が「暦手」から神社の名をとって「三島手」となったのです。
近年は京焼といえば華やかな色絵を中心とした仁清風が有名となり、茶の
湯と共に京に入ってきた三島手は京焼としての歴史的認知がありませんで
した。

京焼の中に「三島手」を発展

初代陶楽より、仁清茶陶の技法を継承し、二代目陶楽(良三)は古来からの
「礼賓手三島」を他に類をみない繊細な文様と気品を備えた色合いが特徴の
「京三島」として、京焼の中に独自に発展させ、確立しました。
京焼の「三島手」が「陶楽風」とも呼ばれている由縁です。
その匠の技は、京焼清水焼の伝統工芸士、卓越技能者(現代の名工)、
勲六等瑞宝章叙勲の栄誉を賜りました。陶楽(秀夫)は、京焼清水焼の伝統
工芸士の称号を受け、匠の技と精神を窯の伝統として受け継いでいます。

新たな息吹が吹き込まれた陶楽の「京三島」

 
三代目陶楽(秀夫)は、京焼清水焼の伝統工芸士の称号を受け、匠の技と
精神を窯の伝統として受け継いでいます。
そしてさらに、繊細で優雅なうつわ創りを邁進すると共に、遊び心をもった
「遊雅(ゆうが)なうつわ」としてお楽しみいただきたいと、独自のスタイルや、
現代のライフスタイルに合わせた、新しい使い方をもった器の創作をしてい
ます。
「土に華を咲かせ、心に華を咲かせる」
そんなうつわを日々、作陶し続けてまいりたいと思います。

陶楽のうつわは、一器多様。お使いいただく方それぞれの暮らしに、うるおい
をもたらすものでありたいと願っております。
 

京三島の種類

京三島の種類 

   
misima_2.png    【御本手三島(ごほんでみしま)】
御本手と呼ばれている陶器の印花などで加飾した焼物。鉄分の少ない陶土で焼き上がると薄いグレーに赤い斑点が出るように還元焼き成で焼いたもの。
misima_3.png 【紫三島(むらさきみしま)】
酸化焼成で発色する素地の色相が紫色の三島手。色は宵三島手と同じ鉄分の多い陶土で釉薬・化粧掛けの厚さ、焼成温度・窯の焼き方で変化する。焼成条件が難しく、一度に多く釜で焼いたり温度が高過ぎると色相が濃くなり、あずき色になる。
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【宵三島(よいみしま)】
冷却還元焼成で鉄分がとても多い陶土。少しでも高い温度で焼くと、素地が変形したり焔ぶくれしやすい陶土。青黒い色相の素地。
 misima_5ko.png 【粉引三島(こびきみしま)】
一般に粉引手と呼ばれている厚く化粧掛けをした焼物に印花などで加飾したもの。
misima_6.png 【銹三島(さびみしま)】
乾山写しなどの鉄絵のことを稀に銹絵と呼ぶ時があり、ここでは素地に含まれている鉄分(ゴマ状)のことをいう。冷却還元焔で焼き素地の表面に鉄分が多く現れそれがひとつの表現となっている。
※御本手三島、紫三島、宵三島、粉引三島、銹三島は陶楽独自の表現であり、呼称です。
こちらにご紹介してますのは、主な種類です。陶楽の三島手はこの他にもございます。

陶楽三代プロフィール

陶楽プロフィール
 

初代 陶楽 (森里留吉)
明治生まれ 三重県伊賀出身
大正末期に京焼陶工として上京。色絵仁清やいろいろな焼物を作陶。
三島手も手がける。 昭和33年没

 

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二代目 陶楽 (森里良三)
大正15年生まれ 京都市出身
先代陶楽の三男。国立陶磁器試験所で陶土の研究後、初代の下で
作陶生活に入る。
作品の素材となる陶土にこだわりながら、使い手に感動を伝え得る
器の制作に打ち込む。
繊細な三島手などにみられる抜群の技法は高い評価を得る。
60代半ばに病に倒れ、復帰。不自由な片手ながらも、味わいのある
作陶を続ける。
2005年再び病に倒れ6月に惜しまれつつこの世を去る。

京展入選。陶芸家クラブ会展市長賞など各賞受賞。
京焼、清水焼の伝統工芸士認定。
優秀技能者(京の名工)京都府知事から、卓越技能者(現代の名工)
を労働大臣から表彰。
平成6年勲六等瑞宝章叙勲

 

 

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三代目 陶楽(森里秀夫)
昭和34年生まれ 京都市出身
京都市立日吉ヶ丘高校美術工芸コース日本画科(現、銅蛇美術
工芸高校)を経て京都府陶工専修訓練校卒業。
手塚玉堂氏に師事のあと、二代目陶楽に師事、作陶活動に入る。
平成8年三代目陶楽襲名。
二代目陶楽の繊細で味わいのある三島手をさらに大胆に、また遊び心
のある器として現代の生活シーンにあった和にも洋にも使いこなせる
「粋」な器を作り続けている。

京焼・清水焼展 通産大臣賞受賞
平成18年度伝統的工芸品公募展 日本商工会議所会頭賞受賞
日本橋高島屋をはじめ全国区各地で個展開催。
工学博士山本徳治氏の釉薬研究会所属
伝統工芸士

遊雅なうつわ

 陶楽のこだわり
物語のある「遊び心」で、今までにない使い方の新しいやきもの

「遊雅なうつわ(ゆうがなうつわ)」

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